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【AWS】Cloud Quest:Cloud Practitionerを遊んでみた(Part.1:クラウドコンピューティングの基本編)

投稿日:2025/8/4

はじめに

こんにちは!システムサポートの田中です。

会社の事業部内でAWSに関する勉強会を開催することになり、その勉強会の題材としてAWSが公式に提供している「Cloud Quest」を使用するので、実際に試したときの感想をブログとして紹介したいと思います。
今回は1つ目のミッション「クラウドコンピューティングの基本」をご紹介します。

Cloud Questを始めるにあたっての事前準備などの紹介をPart.0に記載していますので、興味がございましたら、以下のリンクからご確認ください。
Part.0:事前準備



ミッション1:クラウドコンピューティングの基本
ミッションを開始すると、こんな感じで街の人との会話が始まりました。
ここでは、ミッションの背景について知れるみたいですね。
このミッションでの学習目標は以下のようです。
 ・Amazon S3のバケットを保護するためのバケットポリシーを確認する
 ・S3バケットで静的ウェブサイトホスティングを有効にする
 ・S3バケットでホストされたウェブページへのアクセスをテストする
主にAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)について学習するようです。
1.「学習」セクション
「開始」を押すと、「学習」セクションが表示されました。
この「学習」セクションでは、ミッションで使用するサービスなどの概要について学べます。
また、学習動画(音声:英語、字幕:日本語)も用意されているので、より詳しく知りたい方には、動画視聴もおすすめです。

ちなみに、今回扱うサービスであるS3とは、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)といい、その名の通りストレージサービスです。
あらゆる種類のデータを保存して、どこからでも任意の量のデータを取得するために使用できます。
バケットと呼ばれるS3コンテナと、バケットに保存されるオブジェクトというあらゆる種類のファイルを記述するメタデータがあります。
もっと詳細に知りたいという方は公式ページをご確認ください。
クラウドオブジェクトストレージ – Amazon S3 – Amazon Web Services
2.「計画」セクション
この「計画」セクションでは、このあとにある「実践」セクションでの目標と「DIY」セクションでのミッションが確認できます。

今回の「実践」セクションでは、以下の2つが目標に掲げられています。
 ・Amazon S3のバケットを保護するためのバケットポリシーを確認する
 ・静的ウェブサイトホスティングを有効にする
これらは実践を通して内容が具体的になると思うので、ここではひとまず念頭に置いておけばよさそうです。

「DIY」セクションでは、「index.html」の名前を「waves.html」に変更することがミッションのようです。
名前の変更のみのようなので、1個目のミッションということもあるのか、難易度は易しめな感じがしますね。
3.「実践」セクション
かなり詳細にハンズオン形式で、サービスの利用手順などを学ぶことができます。

この5ステップ目では、このあとの「DIY」セクションのミッション内容であるオブジェクト名の変更方法について学べました。
これを「DIY」セクションでも実施すれば問題なさそうです。
この13ステップ目では、このセクションの目標の1つである「静的ウェブサイトホスティングを有効にする」が実践できました。
これを学んだことで、静的な(変化しない)Webサイトを表示する際の選択肢が増えました。
(スクリーンショットを撮った時点ではすでに実施済みだったので、本来の実施画面とは異なりますが、実際はCloud Quest専用のAWSマネジメントコンソールが用意され、そこでいろいろと操作できました。)

これで簡単ですが、S3バケットでの操作方法を学べました。

4.「DIY」セクション
では、学んだ内容を復習として「DIY」セクションを実施します。
「実践」セクションで使用していたマネジメントコンソールを使い、ミッションを実施します。
今回はオブジェクト名を変更するだけでしたので、難易度は易しかったですね。
「実践」セクションで学んだ通りに操作すれば、このようにオブジェクト名の変更画面にいき、無事変更できました。
最後に検証フォームにS3バケット名を入力して、「検証」ボタンを押下すると、ミッションクリアであれば検証メッセージでお祝いの言葉が表示されました。
最後にミッションを課した街の人に報告しましょう。
「DIY」セクションの右下にある「終了」ボタンを押下すると、街の人からお礼の言葉と報酬で灯台の外観を選択できました。
ミッションの報告が完了すると、以下のようにこのゲームで使用できる通貨のジェムなども貰えました。
(建物のカスタマイズなどで使用できるそうなので、街づくりゲームしながらAWSのことが学べますね。)
これでこのミッションはクリアですね。



お疲れ様でした!
次のミッションは「クラウド、はじめの一歩」です。
Amazon EC2を使用したミッションのようです。

ぜひ次回Part.2も見ていただけると幸いです!

Part.2:クラウド、はじめの一歩

田中雄登(2001年生まれ 2024年入社)
株式会社システムサポート フューチャーイノベーション事業本部

ソリューションサービス事業部所属。
1年目はアプリケーションチームに所属。2年目にインフラチームへ移動。
クラウド関連のDXツールの開発、IaC化を主に担当。