既存「Netezza」から「Microsoft SQL Server」への移行構築を行い、 グループ全体がデータを活用できる環境を実現しました。 プラットフォーム(インフラ)には、Microsoft SQL Serverと同じくマイクロソフト製品のMicrosoft Azure(IaaS)を選定しました。 移行前のPoCでは、実際の状況に即したチューニングを施すことで十分なパフォーマンスが得られることを実証しました。

導入にあたった特徴

• DWH ソリューションには既存BIツールと親和性の高い
  「Microsoft SQL Server」を選定
• 検索性能を最大11倍・更新処理30%以上など「Netezza」より
  大幅にパフォーマンス向上
• 4TB強の膨大なデータをスムーズに移行
• Netezza以外に運用していたレガシーなDBもMicrosoft SQL Serverに
  統合

導入を決定づけた目的

• データウェアハウス(DWH)のアプライアンス「Netezza」のEOSに伴う新たなDWHの導入
• 「日販グループ」全体でデータを活用できる環境の構築

導入に至る課題

• 長期間の運用でデータ量の増加と老朽化によりパフォーマンスが
  低下していた
• 蓄積したデータをグループ全体で活用できていなかった

導入後の効果

• DWHをグループ全体で有効活用できるようになった
• BIツール等のパフォーマンスが改善された

システム構成図

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